二世川柳作品

 

     世の中の恵みを受けつ返り花     (庵落成:樽43−33丁)

     日に薫る梅や社頭の道直ぐに     (天満宮額:樽66−28丁)

     鶯やなれも百千の法り の声     (毘沙門額:樽66−37丁)

     汗をして登り峠に千々の景       (2世襲名に:明14「川柳五百題」)

     花程に身は惜まれず散る柳      (辞世)