十世川柳作品
満丸な茅の輪くゞれば月の秋
(耐忍舎額:明治39)
担がれて貫目の知れる樽神輿
(明治39)
我が庭の柳に遊べ四方の風
(10世立机:明治40)
うちわが丸く和らかき家の風
枝道も細くて長い柳島
残す名は花根に返る吉野町
(辞世)