十一世川柳作品

  

     この花と詠じ継穂の君を賀し
     雲井まで薫る好文亭の梅
     洗濯は出来ず汚すな親の顔
     不自由は都の空よ時鳥
     此の君の為と征露に竹の園
     虫の居所も定まれば人も飽き
   (辞世)