十二世川柳作品
こ食つちや寝て居る牛臥へ避暑の客
酒屋から吉良家へ這入る赤穂塩
簾かゝげて卯の花の雪を見せ
ぼろんぼろん涙をこぼす平家琵琶
鉄傘があつて潤ふ本所区