<歴史編>
七七体の発生と発展 《武玉川》のリズムに学ぶ
阿部川町と高松喜兵衛 明治三五年の久良伎
『川柳梗概』と《川柳講壇》 「へなづち」と「へなぶり」
「花束」の前後―大正の久良伎―
黄金期への序曲 体験的戦中・戦後川柳史
アメリカ川柳界の開花
<作家編>
第一回〈可有忌〉に因み 作者としての花屋二代
素行堂松鱸について 都々一坊扇歌の狂句
藤波楽斎と「川柳概論」
大阪が生んだ天才・小島六厘坊
新堀端と雉子郎(吉川英治)
「名人古蝶」作品抄
村田周魚略年譜 「白帆」創刊と山本卓三太
<評論編>
『醒雪遺稿』を読む イメージ 発信と受信のはざま
「視る」ということ 日常と非日常 「異化」について
中八考(現代人の口勝手と新定型への予感)
十七音は死なず 「前句源流」の問題点
二〇世紀海外思潮と川柳との接点(素描)
<講演・談話編>
時事川柳が見た戦後半世紀の国民生活
抹殺された川柳前史
江戸ツ子が見た江戸
川柳いまむかし
鼎談「言ってみよう!」佐藤正敏・脇屋川柳
鼎談「隋談・隋語」 須田尚美・成田孤舟
対談「はだかの目」 大石鶴子
<文芸の接点>
@ 俳諧と川柳のさかい〈雀郎ノート〉
A 川柳と狂句のさかい〈徹底検証・狂句〉
尾藤三柳の川柳歴と主な著書・書物一覧 |