川柳を書く ギャラリー |
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川柳を「書く」というのは、「詩吟書画刻」という文人の嗜みにおいて自作の詩を書にする行為です。 |
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短冊 |
五月鯉四海を呑まんず志 川柳久良伎 (朱雀洞文庫) |
短冊は、和歌の伝統として〈歌短冊〉作法が生れ、室町以降は、発句などを認める〈句短冊〉として用いられるようになりました。 |
扇面 |
お師匠さんの瞳が袖にある滝流し 三柳 (朱雀洞文庫) |
扇面への揮毫は、作品として飾るというより、用いて楽しむための染筆です。 |
条幅 |
旅先の湯屋の鏡にフト映り 雀郎 (朱雀洞文庫) |
多くは「半切」サイズの作品ですが、さまざまなサイズの条幅作品が書かれてきました。そのままでは鑑賞できないので、表装して掛軸のかたちで鑑賞します。 |
色紙 |
古くさいけれど親父はあったかい 三柳 (朱雀洞文庫) |
今日でも川柳が一番多く書かれている素材です。 |
川柳画 |
よきことばあしき言葉も小さい舌 一泉 (朱雀洞文庫) |
色紙や短冊に句だけを書くのではなく、絵を添えて楽しみます。 |
フォト川柳 |
書を認めたり、絵を描いたりするのが苦手…という方にとっては、パソコンを駆使して、自らの句に自ら撮った写真を組み合わせるという表現の楽しみがあります。 |