十六代目櫻木庵川柳 名披露目大会

 現在の日本を代表する川柳選者が揃って顔を見せ、華やかに十六代目櫻木庵川柳の襲名披露大会が行われました。
 歴代の襲名披露を「名披露目会」などと呼んできました。
 襲名披露のセレモニーともに江戸前の〈獅子舞〉を河のや梅若寿師匠が舞い、江戸時代から続く手品である〈和妻〉を上口龍生師が再現して演じました。
 200名を超える川柳家、文化人、川柳発祥の地の地元の政治家、地域代表の方々が詰めかけ、川柳号継承という文化行事を目の当たりにしました。
 句会では、通常の課題の選者披講ののち、江戸期の前句付開キを模した開巻が行われました。毛氈舞台上に文台を置き、裃姿の宗匠が披講するのは、江戸の時間にタイムスリップしたようです。 
 会の実行委員長は、宇都宮大学名誉教授で、川柳六大家の一人前田雀郎翁の長男・前田安彦氏でしたが、さすがに川柳宗家の格式を持った襲名披露川柳大会になりました。