作品を構成する音節数。川柳では、5音・7音・5音の音数ブロックを単位としてトータルした17音が、定型の基本的音量となる。5音、7音の組合せ(五七調または七五調)による音数律を無視して、一句内で自由に音脚を細分化、句切れが万化しても、総音量が17音前後であれば、定型とみなす音量定型説がある。また、定型を離れて、短詩としての限界を音量に求めようとする試みも、22〜24音節のあいだでさまざまに行われている。
音量定型説:
5・7・5という5音、7音の組合せ(五七調または七五調)による音数律*を無視して、一句内で自由に音脚を細分化、句切れが万化しても、総音量が17音前後であれば、定型とみなす説。
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