天台宗 龍 宝 寺 りゅうほうじ
初代・柄井川柳の菩提寺。 古くから「川柳寺」として知られていました。 初代川柳こと柄井八右衛門は、龍宝寺門前の名主でこの地で今日の川柳前身である川柳評前句附が興りました。 同名の龍宝寺(浄土宗)が同じ新堀端にあり、古くから多くの地図でその位置が間違って表示されていますが、浄土宗の龍宝寺は「鯉寺」として有名です。 今日でも、初代川柳を偲び命日の9月23日の川柳忌や呉陵軒可有の忌日に川柳家が集まり、法要や句会を続けています。
2002年5月3日 可有忌の龍宝寺
概
要
赤栴檀如意輪観音 毘首羯摩作 もと宇治・平等院にあったものを慶長年間、神田駿河台に創建の時、宇治より寄付されたという。[浅草誌]
寛永12(1635)年4月8日、現在地に移転。境内3600坪。延暦寺末寺。上野・寛永寺末。
江戸33ヶ所の27番 浅草33ヶ所の5番 「抜け寺」―通り抜けできる木戸あり 住所;東京都台東区蔵前4-36 かつての龍宝寺は、大きな寺域を持つ寺でしたが、現在では、その20分の1以下の境内になってしまいました。その変化は、次の図のとおりです。 川柳忌 毎年9月23日 可有忌 毎年5月 3日
川柳墓所
川柳句碑
龍宝寺門前図
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